2016年7月1日 by ペット大好き with 0 comments

犬の目が充血する原因とは?


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犬の目が充血する原因

犬の目がしょぼしょぼして開きづらくなるのは、目に痛みや違和感がある時です。原因としてよくあるのは、皆様も経験があると思いますが目にゴミや毛が入った時です。また、目に炎症が起きた時や角膜に傷が出来た時などにも見られます。
炎症が起きる部位

角膜
強膜
ぶどう膜

白目が赤く充血します。また、白目が赤くなるのは、目に分布する血管が炎症などのせいで見えようになるからです。外部からの強い衝撃などにより結膜の下の血管が破れると出血が起こり部分的に赤くなる事もあります。加え、この症状の原因として考えられる怖い病気が緑内障です。

犬の目のアップ
病気について
結膜炎

結膜は白目の部分を覆う粘膜で、毛、ほこり、砂、花粉、草、薬物、虫、微生物などの異物が入って炎症を起こしやすい部分です。その他、アレルギーが原因になる事もあります。
ぶどう膜炎

ぶどう膜とは色彩、毛様体、脈絡膜という部分で構成されていて、目の内部にあります。働きとしては瞳孔を調整したり、目の中の水《眼房水》を産生して眼球の形や硬さを維持したり目の奥の部分へ栄養分を送ります。ここに炎症が起きると白目の充血や痛みも強く、瞳孔が小さくなる場合もあります。
緑内障

目の中の水《眼房水》が何らかの理由で溜まりすぎてしまい眼圧が高くなる病気です。緑内障になると白目の充血や痛みはさらに強く、治療が遅れたり重症化すると失明してしまいます。
全身性の体調不良

全身に強い炎症などが見られる場合には、両目が開きづらくなり目がウルウルした状態に陥る事もあります。
犬の目が充血した際の応急処置
異物を取り除く

まずは目をしっかりと観察し、ゴミや毛など異物が混入していた場合には取り除いてあげてくだい。涙の成分や洗浄用の点眼薬があればそれで洗い流してもらうのが良いと思いますが、もしお持ちでなければ少量の水道水でも構いません。数滴垂らしまぶたを優しく開閉してコットンなどで軽く拭き取ってください。
エリザベスカラーをつける

異物が見当たらない場合は、犬が目をこすらないようにエリザベスカラーもしくはそれと同等の役割をはたせる物を首に装着してあげてくだい。犬達は、私達が思っている異常に目に違和感や痛みがある時には前足で掻いたり地面にこすりつけます。
ぶどう膜炎や緑内障、全身性疾患が疑われる場合

軽度の結膜炎や結膜下出血なら異物を取り除いたり、エリザベスカラーをつけてかかないようにする事で改善が見込める場合もあります。しかし、あまり様子を見ずに早めに動物病院で受診を受ける事をオススメ致します。

角膜の傷も悪化させると最悪の場合、穴が空いてしまう事もあります。また、全身的に食欲がない、元気がない場合や熱があるような場合は早急に動物病院に行ってください。
普段の生活中の目の観察

愛犬の目の観察

愛犬ココアの目を観察した所充血もなく、目やにも出ていなくキレイな眼をしていました。また、普段の生活をしている時・お風呂の時・乗車中も観察し問題無く健康そのものでした。

本記事は「わんちゃんホンポ」から提供を受けております。

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