今日2018年6月18日、関西地方で大きな地震が発生しました。毎回地震が起こると、犬の様子がおかしかった、猫が部屋から出てこなかったと、後から思えば地震を予知していたのでは？と思えるような行動が報告されます。今回も、鮎の稚魚が大量発生していたため、地震が発生するかもと言われていて本当に地震が起こってしまいました。ではなぜ動物は自然災害を予知できるのか？今回は動物の予知能力について調べてみました。
地震の直前に犬や猫がいつもとは違う奇妙な鳴き方をした、極度の緊張状態・興奮状態にあった、匂いを嗅ぎまくるなどといった異常行動があったとする飼い主が多くいます。では、なぜこのような異常行動が現れるのでしょうか？犬と猫は超能力を持っているのでしょうか？
皆さんもご存知の通り、犬と猫は私たち人間と比べてはるかに高い聴力を持っています。また、私たち人間の持つ5感以上の感覚が犬と猫には備わっていて、地震が発生する1か月前、1週間前、数日前、直前などに生じる電磁波、もしくは低周波を感じ取ることができると言われています。
他にも、地震による道路の陥没で、亀裂などから出たラドンが空気中のイオン濃度を一気に高めますが、それを動物は感知できるのだと言う説も。
外で飼われている犬猫は室内犬や家猫と違い、地面に近いところで生活しているため、わずかな変化を感じ取ることができると言われています。そして、感じ取ることができるのは震度5以上の地震が多いのだとか。
動物の自然災害の予知能力に関しては100％確証があるわけではありませんが、それでもこれまでの大地震で3割から5割のペットが何らかの異常行動を起こしていたと言われています。ペットが自然災害を予知できるのであれば、日々彼らの行動を注意深く見ていることで前もって心構えができるので、大きな被害を避けることができそうですね。日本でも研究所でナマズを観察して自然災害の予知を行っているようですが、ナマズよりも私たちに身近な動物である犬や猫を観察しておけば、何らかのサインを感じることができるかもしれません。
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